RSS | ATOM | SEARCH
「二人言」レースで感じた事とこれからのトレーニング…その(2)

レースを終えたみなさん、身体は通常運行できているでしょうか?



どこも違和感なく通常の生活やトレーニングにすぐに戻れた方、まだ筋肉痛が抜けない方、部分的に引っ張られ違和感の残る箇所があるけど、それもいつも通り…気にせずトレーニングを開始している方など様々だと思います。

今回、その(2)では前回のレースでの事を更に詳しく、そして今後のトレーニングに当てはめ書いてみたいと思います。

その前に・・・個人の競技の楽しみ方、目標の違いで行うトレーニングや練習の選択肢は大分変ってきます。
色々な景色や気持ちを味わいながらゆっくりとゴールを目指す方に苦しいトレーニングは想像できないでしょうし、競争しレベルアップを目指したいならご自分のトレーニングを見直さなければならない方もいるかもしれません。

競技や目標タイムは別として上達を探っている方なら、フィジカル・テクニカル両方のトレーニングを考え・知ることが必要になってくると思います。

一般的にトレーニングを考えると、ランナーであればLSDやスピードトレーニング、その中でもロング走やインターバル、レペテーション、トレランそして時々筋力トレーニングなど身体や心肺を鍛えるフィジカルトレーニングが多いでしょうか?
加えて、興味がある方はSAQの様なスピード・アジリティ・クイックネスや、体幹といった更に一歩進んだトレーニングを足している方もいるかもしれません。またそのもの自体に興味が無くても、ハチスポの教室に参加の方はその一端をどこかで味わっているはずです。

走り始めたばかりのランナーは別として、レースに参加したりタイムを意識するレベルになればなるほど、トレーニングの種類や組み立てを考えている方も多く、その情報も様々かもしれません。

逆にクロスカントリースキーなど道具を扱う方のトレーニングは、夏も冬も技術的な身体の動かしや道具の扱い練習などテクニカルトレーニングが多く、トレーニングと言えば持久的に長く走り込むLSD練習が多く見られます。シーズン(雪)が来たら滑り込もう…という方も多いかもしれません。しかし、タイムを意識する方、もちろん選手など競争や駆け引きを望んでいる方にはランナー同様、持久、スピード持久、スピード、アジリティ、クイック、パワー持久、実戦などは不可欠です。

今回はもう少し踏み込んで私の競技への目標を元に、走るなら(滑るなら)タイムや順位を目指したトレーニングを考えてみたいと思います。

-----------------------------------------------------------------
その(1)でも書いたように、私は今回の大会では走っているスピードやタイムなどは気にせずフォームを持続させることと、自分の呼吸数と体感を優先しレースを進めました。

感覚としてはスタートからハーフまでの前半は目線と姿勢を意識するだけでストライドが伸び、ピッチ数がいつもより減り、それでもスピードはキープしている感じがありました。その為か身体や呼吸は楽で、こんなにも力を使わずに走れるのか…と感じていました。

その後、下りだした地形辺りから(25km以降辺り〜)そのストライドのフォームを持続させることが辛く感じ始めました。

前半の地形で自然にストライドが伸びていた分、下りに入って衝撃を強く感じるようになりました。
それを抑えようと、重心を下げるも、それ以上ストライドを伸ばすことが出来なくなり、今度はストライドを狭め、回転数を上げてどうにかまかなおうとしましたが結局ピッチが速くなったところで、前との距離は広がるばかりで、もがいている感じはあれどもペースも落ちていく感じがしました。

ゴール後、記録を見てみると、10km/40’43分・20km/40’46分・30km/41’16分・40km/50’59・・と私の感覚はほぼ合ってる結果でした。

このレースで分かったことがいくつかあります。

1つは、前半のストライドの走りを<理想>とするならば、その理想の走りをする為にはおそらく私の身体の可動域改善は不可欠であろうと強く感じました。

2つ目は、回転数(速く動く)には限界がある。



同じペースを持続できるなら(私で例えるとキロ4分)ピッチには限界があって、ピッチを上げると呼吸が上がりました。それを防ぎながらよりスピードアップを考えて行くなら、ピッチよりもストライドを伸ばせるフォームがやはり必要ではないか?という事でした。



 



他のレースでも良くあることですが、私の前に女性も走っています。私のピッチと比べるとものすごく速いピッチです。
しかし、もしあのスピードから更にペースアップすることを考えると、あれ以上ピッチ数を上げることは難しいのではないか?もしスピードアップを目指すならやはりストライドを伸ばさなければならなくなるであろうと想像できます。
さらにマラソン女子トップ選手を重ねても、走りは大きいイメージになります。



歩幅が小さくピッチで走るスピードは限界があり、速く走る人はおのずとストライドは大きく出来ているという事が考えられます。



 



女性や男性、身体の硬い人・柔らかい人、身長などでもその走りの特性は変わると思いますが、<タイム更新>を考えるなら自分の持っているピッチ数の中で、いかにストライドを伸ばすことが出来るか?そして、その練習がタイムを縮めることに繋がるはずだと今回のレースで痛感しました。



走っているピッチが(例175回転/1分間)であればピッチ数を→180回に上げる事よりも、ストライドを80cmから→90cmに伸ばせることがタイム更新に役立つという事と、もし42kmそのフォームを継続することが出来るようになれば、ゴールタイムがたとえ今までと同じでも、結果的に体の負担は減り余裕をもってゴールできる可能性が出てくると考えています。(※ゴールまで同じピッチで走れることが前提になります。途中でピッチダウンするとペースは落ちてしまいます。)



 



ここで今後のトレーニングの事を考えてみます。



今までの私ならペースダウンしたことは、ロング走の走り込みが足りない、スピード練習が足りない…など脚作り・心肺刺激などフィジカルなトレーニング改善や補足を想像していたと思います。30km走2回じゃ足りない…3回だ、ペース走やるかな?…と。



しかし、今回フォームの事だけを考えて走ってみたことで、<最後までレースと同じ動き(姿勢)ができる>ことを意識してトレーニングをしたことはないな…と考えました。30km走も、ペース走もフォームが崩れないペースで走っていたり、崩れ始めても力任せで練習をやり切り、レース中と同じフォームだったか振り返る事が出来ません。



おそらくトレーニングのロング走同様、今回も途中でペースを落として42km走っていたら何も感じず、どこも痛くなく走り切ったと思います。しかし、今回私はタイムこそ気にしていませんでしたが、呼吸や膝の上り、目線、ストライド姿勢を継続しゴールを目指す中で体の限界を感じました。レースというシチュエーションの中で、練習と違う事が起きるからペースダウンが起きてしまいました。



 



3つ目として、タイム更新を考えるならただ単に30km走ることが私に必要な練習ではない…ということ。



暑さや距離に挑戦し、ボロボロになりながらでも30km走り切ったことに安心した所で大会ではやはりバテてしまうはずです。



私の様にせっかくのレースを無駄にしなくてもトレーニングの中でレースに必要な正しい動かし、姿勢を意識することは出来ます。



ロング走、インターバル、ペース走トレーニングの中でレースに必要な正しい姿勢を意識し走ることが<本当に大会に役立つ練習>になるのではないか?と感じました。どこまで理想のフォームを持続できたか?みなさんも試してみてください。



 



ご自分のランニング姿勢や動作はレースで役立ちますか?




もちろん私もですが、柔軟体操やストレッチで無理やり身体を伸ばしても急に柔らかくなるわけではありません。



しかし、その(1)でも書いたように、歩いたり、走っている中でも正しく動かせるとストレッチされているような気持のいい感覚を感じます。ずーっと続けていられると感じるほどに。それを自分でやれる範囲で繰り返すことで、少しづつ正しく動かす時間も増えていき、可動域も変化していくはずです。



 



<自己記録更新>にはフィジカルトレーニングの中でテクニカルトレーニングの意識が必要になる時が来るはずです。



私も8月に向けて頑張っていきたいと思います。



 



皆さんも一緒に頑張りませんか?



 



(補足)※大きくストライドで走る事=ある程度の衝撃に対応する筋力が必要になります。それと比べるとピッチで走ることは確かに楽です。しかし、ここでは<自己記録更新>を意識したうえでの選択を考えていますので、ご自分の今の走りを一歩先へ向かわせるためには筋力と言う点で改善が必要です。しかし、現状の筋力をアップする為に筋トレを増やすという事ではなく、まずはスピードに対応するストライドを伸ばせる可動域改善が必要になるはずです。スピードを上げたくても脚が上がらなかったり(ストライドが伸びない)、筋肉が引っ張られ痛みが出たり、フォームが崩れてしまう原因を(可動域が狭い)少しづつ改善していく過程で、必要な筋力とその柔軟性は鍛えられていくはずだと考えています。
また逆にある程度の可動域がありストライド走法で走れているかたなら、ピッチカウントを最後まで崩さないよう走ることや、回転数の増加によってスピードアップに繋がる場合も考えて行く必要があります。



 



 



 


author:8spハチスポスクール, category:8spスタッフの二人言, 18:23
comments(0), trackbacks(0), pookmark
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 18:23
-, -, pookmark
Comment









Trackback
url: http://8spo2009.jugem.jp/trackback/807